蓄電池を設置するなら知っておきたい情報まとめサイト » 各地域の電力会社による売電情報 » 関西電力

関西電力

関西電力エリア 2020年度(令和2年度)売電価格

関西電力エリアにおける2020年度(令和2年度)の売電価格は、以下のように発表されています。

発電区分 2020年度(令和2年度)売電価格
10kW未満 21円/kWh
10kW以上 13円/kWh(10kW以上50kW未満)

改正FIT法に基づく固定価格制度としての売電価格になります。

すなわち、2020年度(令和2年度)中に申込手続きを完了された方を対象に、10kW未満(住宅用)で21円/kWhの価格で10年間、10kW以上(産業用)で13円/kWh(10kW以上50kW未満)の価格で20年間の取引を行うことができる、その固定価格が保証されています。

売電価格確保のための申込手続きには期限が設けられていますので、太陽光発電による売電を希望される方は、期限を過ぎてしまわないよう注意してください。

関西電力エリア 売電価格確保のために必要な手続き

売電価格を確保して売電を開始するためには、複数のステップからなる手続きを完了させなければなりません。

手続きの多くは太陽光発電の設置業者が行いますが、消費者自身が行うべきこともあります。

以下は、売電契約までの流れです。

売電価格確保の申込手続きの流れ

以上のプロセスを経て手続きが完了し、売電価格を確保して売電ができるようになります。

消費者は設置業者へ見積りを依頼し、契約して設置工事を依頼することになりますが、この際に、設置するメーカーや設置容量を決定する必要があります。

また準備するものとして、システムや設置環境など太陽光発電設備に関する詳細な資料、経産省(JPEA代行申請センター)へ事業計画認定申請を提出する際の「登記事項証明書(謄本)」の取得が必要です。

卒FITプラン内容や加入条件

FIT制度による固定価格での買取期間が終了しても、電力各社が発表している卒FITプランを活用して、引き続き売電を行うことができます。

ここでは関西電力が提供している2種類の卒FITプランを紹介していますので、内容や加入条件をチェックしてみてください。

関西電力の卒FITプラン

【買取り】

卒FIT後も8.0円/kWh(税込)にて、関西電力が余剰電力の買取に対応してくれるシンプルなプランです。

卒FIT後も引き続き余剰電力の売電を続けたい方におすすめできます。

これといった加入条件はありませんが、サービス対象エリアが指定されていますので、要チェックです。

買取単価 8.0円/kWh(税込)
加入条件 サービス対象エリアの住人であること

【貯めトクサービス】

余剰電力を貯めたことにして、貯めた分を必要な時に出して使用できるプランです。

いわゆる仮想蓄電サービスと呼ばれるもので、実際に蓄電池を用意する必要はありません。

メリットは、実際に使用する電力を仮想蓄電した余剰電力で相殺できることです。買取価格は3つのプランから選べます。

買取単価 8.5円/kwh
貯めトクサービスS(容量50kWh/月) 800円/月
貯めトクサービスS(容量150kWh/月) 2350円/月
貯めトクサービスS(容量無制限) 5000円/月

関西電力へ売電する場合の年間収支シミュレーション

関西電力に対して卒FIT後に売電を続けた場合、経済的メリットはどれほどあるのでしょうか?

仮に売電価格を確保できたとしても、収支がプラスになるのでなければ意味がありません。

そこで、関西電力が提供している卒FITプランをサンプルに年間収支のシミュレーションを行ってみましたので、その結果をご紹介します。

「買取り」の年間収支例

【前提条件】

関西電力の「買取り」プランで余剰電力を全て売電した場合、売電収入は年間で25200円、一ヶ月で2100円になります。

一方、余剰電力を全て自家消費に回した場合の電気代節約額は、年間で70272.96円、一ヶ月で5856.08円です。

全て自家消費した場合の年間の電気代節約額と売電収入の差額は、44086.56円(3673.88円/月)となり、結果、当プランでは売電するより自家消費したほうがお得であることが分かりました。

「貯めトクサービスS」の年間収支例

【前提条件】

関西電力の「はぴeタイム」は、夏季デイタイム(10時~17時)の電力単価が高い『季節別電灯タイプ』の電気料金プランです。

この料金プランと貯めトクサービスを組み合わせることにより、仮想的に貯めた余剰電力を高額な料金単価に充当させ、電気代を節約できるようになります。

「はぴeタイム」の場合、料金単価が最も高額になるのは夏季デイタイムで34.31円kWh、次いで夏季以外のデイタイムの31.19円です。

貯めトクサービスSは月額800円の利用料金がかかりますので、その分も考慮のうえ試算を行う必要があります。

イメージ

発電したエネルギーを無駄にしないためにも、これからの時代は「使って倹約」を考えるタイミングに来ています。蓄電池を設置する際には設置業者にも注目してみましょう。

蓄電池の設置業者を知りたい