一度問い合わせをしたら何度も電話がかかってきてしつこく勧誘されたり、怒鳴られたりして恐怖を感じたことはありませんか。また、電話ではとても感じがよかったのに、対面で会ったら長時間拘束されて逃げられない、威圧的な態度を取られて怖くなったという経験はないでしょうか。
恐怖を感じるほどではないにしても、強引な営業を行っている業者とは距離を置くことが賢明です。まずは、きっぱりと契約の意志を示すこと。恐怖心に負けそうな場合には、第三者に立ち会ってもらったり、消費者センターなどの専門家に相談したりするのも手です。
まくし立てるように一方的にサービス内容を解説し、こちらからの質問を受け付けないような業者は間違いなく悪質です。良心的な業者の営業マンは、購入後もユーザーとの良好な信頼関係を築くために、不安なことや疑問点がないかなどを確認した上で、自社のサービスを利用してもらおうと務めるはずです。
そのような態度が感じられない業者は、とにかく自社のサービスを売ることしか考えておらず、消費者のことを考えていません。契約後に大きなトラブルが起きる可能性があります。
物事には必ずメリットとデメリットがあります。良いことばかりしか語らない業者には注意が必要です。
また、利用者のニーズや実地調査など、詳細な打ち合わせもせずに「これがいい」「これなら絶対に大丈夫」といった安易な提案をし、強引に商品の購入やサービス契約を進めようとする業者にも注意してください。
ユーザーの立場に立ち、本当に良いサービスを提供しようとすれば、万が一の場合のポイントやデメリットにも配慮しつつ、慎重に蓄電池の導入を進めていくはずです。
蓄電池導入の際には、製品価格以外にも設置費用が発生することや、プランの内容によって価格は大きく変わります。価格はケース・バイ・ケースで、はっきりとした固定価格が定められていないので、つい専門知識を持った業者側の言い値を受け入れてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、決して鵜呑みにしてはいけません。このサイトでは、蓄電池の相場価格も紹介していますのでぜひ参考にしてください。相場とはかけ離れた価格を提示された場合は、きっぱりと断りましょう。
「ウチはあくまで設置業者なのでアフターフォローは行わない」という態度の業者には要注意です。たとえ事前説明で「アフターフォローもばっちり」とうたっていたにも関わらず、実際には設置後のアフターフォローを行わないことや、メンテナンスに法外な金額を要求するといった業者もなかにはいます。
設置後のこうしたトラブルを避けるために、どのようなフォロー体制を取っていて、どんなサービスを行っているのか、事前に確認しておくことが賢明です。その際に説明が曖昧な業者は避けるべきでしょう。
ここまでさまざまなケースを見てきましたが、トラブルを未然に防ぐために全てに共通する大切なことは、購入者である自分が主導権を握るということです。
よくわからないまま業者任せにしてしまうと、後々「こんなはずではなかった!」という事態になりかねません。自分が納得できるまで業者と話し合いを重ね、疑問点などを解消したうえで契約するようにしましょう。複数の業者に見積もりを取り、費用やサービスの内容を比較することも大切です。
また、設置業者と現場の作業員・営業マンなど、製品のサービスに関わるスタッフの連携がしっかりしており、専門性の高い業者を選ぶことが大切です。自社施工で様々なタイプの蓄電池設置に対応している業者だと安心ですね。