蓄電池を導入する場合、購入とリースにはどのような違いがあるのでしょうか。購入しての導入は、一括で支払うかローンなどを利用するかが具体的な購入方法だと思います。それに対してリースでの導入は、月々の利用料金を払っていくことになります。
また、設置後のトラブルの際に修理費用がかかるのはどの設備でも同じですが、蓄電池のリースでは、他のリースと同じように初期費用、メンテナンス費用、修理費用がかかりません。
東日本大震災をきっかけに、災害対策として販売数を伸ばしている家庭用蓄電池。決して安い買い物ではないので、少しでも負担を軽くするためにも補助金制度を使わない手はありません。
しかし、ほとんどの自治体では未使用の蓄電池を新規で購入することを補助金の条件としていますので、リースの蓄電池は補助金対象外になることもあるので、注意が必要です。
リースでの支払いは、ローンのような毎月の金利がいらずに契約が出来ます。特に太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合などでは、高価なものになりますのでローンを利用される方も多いです、ただしローンの場合は金利がかかってしまうため、この金利がもったいない、初期費用が用意できないという方にはリースが向いています。
しかし、ほとんどの場合、メーカーに制限があるなどの制約があり、場合によっては使用料にあった蓄電池の容量を選べない可能性もありますので、やはり購入したほうが効率よく運用できるのではないでしょうか。
家庭用蓄電池のレンタルリースについてご紹介してきましたが、結論から申し上げますと、導入には「購入」したほうが経済的にお得になります。だからといって、蓄電池をレンタルするメリットには、初期費用がかからないなどのメリットはあり、手軽に利用したい方にとっては便利なのかもしれません。
しかし、購入の場合は補助金を活用することもできますし、電気代削減などによる経済的なメリットを考慮しても、やはり、蓄電池を導入する場合は、レンタルよりも購入のほうがお得なようです。
家庭用蓄電池の設置には、専門的な知識や資格が必要です。失敗しない工事のためには、施工方法や扱いメーカー、実績数に注目して選びましょう。
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