このページでは、蓄電池メーカー「CONNEXX SYSTEMS」につきまして、製品の特徴などを紹介しています。
「CONNEXX SYSTEMS」の蓄電池は、独自開発された「バインド電池」と呼ばれるものです。これは、リチウムイオン電池と鉛電池を独自の仮想電池方式にて接続することでフロート充電を可能にした新しい電池で、リチウムイオン電池を過充電から保護するため、通常の蓄電池システムより構造的に安全性に配慮した構造になっています。
一般的に、リチウムイオン電池のコストは鉛電池の4倍から5倍と言われています。また、充電器などの周辺機器にも高精度な制御を要するため、鉛電池よりもコストはかかります。一方でバインド電池は、高価なリチウムイオン電池と安価な鉛電池を組み合わせた構造となっているので、リチウムイオン電池と比較して電池自体のコストが下がります。これに伴い周辺機器のコストも下がり、トータルではシステム全体で約40%コスト低減が期待できます。
リチウムイオン電池は、JIS試験におけるサイクル使用数が500~4,000回程度なのに対し、鉛電池は深い放電を繰り返すと数十回程度のサイクル使用しかできないとされています。しかしバインド電池はリチウムイオン電池の平均電圧が鉛電池の平均電圧よりも高くなるよう設計されているだけでなく、リチウムイオン電池のサイクル性能の良さをできる限り生かすことで、3000サイクルレベルの長寿命な蓄電システムを実現しました。長期で使用するにはぴったりの蓄電池となっています。
「CONNEXX SYSTEMS」が開発した、二こぶ放電も特徴です。極寒のマイナス25℃ではまず鉛電池が主に放電、その後徐々にリチウムイオン電池からの放電量が増加していきます。バインド電池は特長・特性の異なる2つの電池が相互補完することで、極低温での放電も可能となっているのです。これは独自の特許技術となっています。
「CONNEXX SYSTEMS」からは、中規模・大規模な容量蓄電システム、家族向けの小規模蓄電システムが販売されています。工場、学校、オフィス、研究室、病院、一般家庭などさまざまな環境に対し、無瞬断での電力バックアップを行います。また、系統からの電力供給ができない地域における、オフグリッド電源としての活用も期待できます。
従来の蓄電池の良さを残しつつ問題点を改善した、新しいタイプの蓄電池です。
型番 | BB0040CT2N |
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蓄電容量 | 4.0kWh |
定格出力 | 1,500W |
変換効率 | 不明 |
重量 | 約110kg |
型番 | BB0040PE2 |
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蓄電容量 | 4,000Wh |
定格出力 | 1,500W |
変換効率 | 不明 |
重量 | 約100kg |
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