家庭用蓄電池は本当に必要性があるのか。結論から申し上げますと蓄電池を導入する必要性はあります。もともと、東日本大震災をきっかけに導入が進んだといわれている家庭用蓄電池です。
東日本大震災を経験した私たちは、いつも当たり前のように使える電気の重要性を実感しました。また、新型コロナウイルス感染症の流行で、避難所での生活にストレスを感じた方もいたようです。つまり、地震や台風のような自然災害の対策として停電に備えるのなら、その時が来る前に、早めに蓄電池の導入を検討してみるというのも良いかもしれません。
災害時の備えとして注目を集める家庭用蓄電池。気になっている方も多いのではないでしょうか。災害時には停電を起こすケースも多く、そうしたとき電化製品は使えなくなります。
大きな地震や台風などで、長時間の停電を経験したことがある方ならご存知かもしれませんが、電気が無ければ災害時に必要な情報も手に入れることはできなくなります。さらに、 電気が使えない状態が長時間になると、心身ともに大きな負担がかかります。このように、電力は重要な役割をはたしているわけですが、災害時にまったく機能しなくなってしまった場合、命をつなぐ設備としても大きな役割を果たすのが蓄電池です。
災害時の備えとして蓄電池を設置しておけば、災害時でも自宅でいつものように電気を使うことができるようになります。
家庭用蓄電池というと、太陽光発電とセットで導入するイメージがある方も多いかもしれません。しかし、蓄電池だけを設置して得られるメリットも多く、電気代の節約や停電の備えとしても役立ちます。
もちろん、蓄電池の一番のメリットは、災害などの停電時には非常用電源として活用できることです。災害でライフラインが断たれてしまうと生活に大きな支障が出ますが、蓄電池に充電した電力で、いつもと同じ電力を確保することも可能。蓄電容量が大きい蓄電池を選んでおくことで、災害時でも普段の生活と変わらない電気の使い方ができるようになるのです。
この能力を活用して、昼間に比べて電気料金が安い深夜電力を家庭用蓄電池に充電すれば、電気料金が高い日中の電気代も手軽に節約できる環境が手に入ります。
家庭用蓄電池の設置にあたっては、専門家の意見を聞いて判断するのが良いと思います。蓄電池を導入することで、簡単に電気代を節約することも可能になりますし、万が一の非常時電源としても活用できるので、安心できる環境も手に入れることができます。また、メリットを最大限に活かすためには、太陽光発電とセットで導入するのがおすすめ。
電力を蓄えるだけでなく、電力を自家発電できることで、電力供給に頼らずに生活できる環境が整えば、日常生活から非常時まで安心感が得られて、賢く電気代を節約できます。
ご自宅に合っている蓄電池と、設置にかかる費用が見合っていれば、導入は今がおすすめかもしれません。
